２０１７年１月３日の日記です。

「心からお祈りいたします。私が作品を秩序づけることができますよう、お助けください。それが醜く混沌として罪深いものであれ、あなたの目に受け入 れられる仕方において。それは嵐をはらみ、乱れ騒ぎ、雷鳴に満ちているものには違いありませんが、それを通じて心を沸き立たせる言葉が響き、人間への希望 を伝えるはずです。」
　　　　　　　　　　　
「泉へいたる森の道」マルカム・ラウリー　大江健三郎訳

　時間とは、相対的なものだと気が付いたのです。ふっと思い起こしてみると、アインシュタインが１００年も前に気がついていたこと。そういえば「猿でも分かる相対性理論」だかなんだかいう本に書いてありました。

　仕事をしている時は時間が長く感じる。ところが、恋人と一緒にいる時は時間が短く感じる・・・・それが相対性だ！！
　by アインシュタイン

　どうしても正月の間に読みたい本があったので、夢中で読んでおりましたら一般的な世界と「ズレ」が生じたのか、３日になっていたようです。僕が怠惰だっ た訳でも飲んだくれていた訳でもありません。僕は、まことにきっちりしている性格なので、毎年ちゃんと元旦には新年の挨拶を送っているのだけれど・・・・ これは、やはり時空の歪みのせいだなぁ・・・・と、独り言ち。
　
　しかし、ここは立派な社会人ですので、改まって大きな声で。

　あけおめ、ことよろ！！

　まぁ、昨年のことを振り返ると鬼が笑うといいますので、今年の話をしようと思うです。
　
　今年は一年を掛けて、大きなチャレンジをしようと思っています。つまり僕が、今までやったことがないことを。もちろん、芸術の話をしているつもりです。 なんというか、それは僕の体と心と脳のすべてをカラカラのレモンのようになるまで絞って、勇気があるならば財力もカラカラにして（総量はないけれど）、そ れでも駄目で、持っている時間すらもカラカラにするような、そんな大きなチャレンジをしたいと思っているのです。

　そうしなければ出来ないものが、目の前にある。この感情を殺してしまったら、僕の４０年間はなかったものになる、なかったことのようになる・・・・・さぁ、どうする？

　そう、そして目標を立てたのです。この２０年間で一度も達成をしたことがない目標。せっかく新年のfacebookですから、この目標を大々的に発表したい！！

　「休肝日」をつくる。
　週一回。

　いい目標だ。２０年来一度も達成したことがない。そう、腹筋をするよりスクワットをするよりウコンの力を飲むより、遥かに体に良いし、貧乏ヒマなしを解 消する効果もある。なにせ、うだうだとした無駄な時間とお金を週に一回は節約することが出来る・・・・なんといっても、僕がより真面目になれる。ご陽気に はなれない日を、こんなに批判的ではなく、人を愛することが出来る日を週に一回はつくることが出来る・・・・

　うそ。もちろんね。
　
　いえいえ、「休肝日」は作ろうと思っているのですよ。しかしそれだけではなく、ちゃんと、表出についての大きな目標を立てています。自発的な表出というものがあるのかどうか、それは僕より賢い人に聞いてください。

　カラカラになる一年にしたい。
「オズの魔法使い」のブリキ男よろしく、ハートのブローチを、僕自身の胸に、そして願わくば世界に付けることが出来るような、そんな一年にしたいと思います。

　詳しくは、また、きちんと。

　僕が年賀状を書くとすれば、こんな長い文章になるんだなぁ。だから書かないのだけれど、皆さんに、心から良い一年を、と願う気持ちにかわりはありません。

　今年もよろしくお願いします。